今年も一年で最も熱い大会!全国柔整大会の日がやって来ました。それでは詳細をお伝えします。
今年の柔整大会は千葉県浦安市運動公園総合体育館ということで、前日の午前中に米田道場にて調整練習、午後は移動というスケジュールになりました。 しかし、ここまでが大変だった。何とアクシデントが続出なのである。
まず男子は纐纈が調整合宿最終日の朝にギックリ腰。起きることもできず、すぐによねだクリニックに受診。鎮痛剤と晒しで固定し、症状はやや回復。といっても歩けるようになった程度。試合は絶望かと思われた。
今度は女子の上杉が練習中に相手の足払をまともに受け、強く捻り捻挫…。足を着くこともできず、骨折の可能性すら考えられる状況に…。
男女共に大将がケガをしたことで両監督はお先真っ暗。ここまで順調に来ただけに悔やまれた…。
しかし、まだ試合が終わったわけではない。ピンチは最大のチャンスとばかりにこういうときこそチームの結束力を固めようと努めた。
リラックスしながら体操する選手たち
ケガに泣く?上杉
纐纈は携帯持ったまま寝る
料理が無くなるのはあっという間
陸を引っ張り出そうとする寺岡調整練習を終え、一同移動。名古屋駅から新幹線に乗り換え、一路東京へ。ホームにて中和医療の選手と一緒になり一触即発のムード(そんなわけないが…)。車内では主務のダルの指示を受け、皆座席に着く。配られた弁当は一瞬で無くなり、あとは爆睡。あっという間の車中であった。 東京駅に到着。ここから京葉線に乗り換えて浦安へ。しかし新幹線の降口から京葉線までが異様に長い…。こちらは一人松葉杖を突いているのである。一行はそそくさと先へ先へと進む中、神谷先生と共に上杉の後塵を仰ぐ。上杉も翌日の試合に絶対出たいからか、ケガした足は絶対に着こうとしない。そのかわり手はパンパンになっているようだったが…。
京葉線に乗ること約30分で浦安に到着。徒歩5分のホテルにチェックインを済ませ、しばし自由行動となる。
日も沈み夕食会場へ移動。今回の会場は私がインターネットで検索して見つけたお店。「みんなでガツガツ食えるのは中華ぐらいかな〜」と思い、電話してこちらの要望を伝えたところ、「ではドリンクなしのコースにして料理にボリュームを出しますね」と言ってくれ好印象。即座に予約。実際、料理はすべて美味しく量も満足できるだけのものはあったのだが…、来る皿、来る皿、入れ食い状態であっという間に無くなる。特に纐纈と榎本が並んだから大変…。「デブの波動ー!」とか言いながら、二人して腹を出し揺さぶりながら食べる、食べる。周囲から「腹を出すなー」とのクレームもお構いなし、まぁ試合前に緊張し過ぎて喉も通らないよりはいいんだけどね(苦笑)
別のテーブルでは若手が集まり、何やら騒がしい…。と思いきや寺岡や富が陸に何かやらせてる。「おい、合宿中じゃないんだぞ!」と思ったが、リラックスできるならいいかと思ってやらせておいた。
食事後は再びフリーとなる。ちょっと足らなかった河邉らはラーメンを食べにいったようだが、私は林先生と共に銭湯へ。林先生いわく「僕は遠征に行くと必ず近くに銭湯があるかどうかをチェックするんですよ」とのこと。先生は現役時代、常に減量との闘いだったからサウナに入ることが定番メニューとなっているようだ。二人して戦前予想をあれこれ話しながら、バスタイムを楽しんだ。 翌朝、恒例の体操の後、皆でモーニング。さすがに緊張してきたようでもの静か。やはり一番たべるのは男子監督(笑)
荷物を整理した後、試合場へ。浦安市運動公園総合体育館はかなり大きい。まさに全国大会会場である。ちょっと予定より早く着いたためまだ開いておらず待ちぼうけ。選手たちにもイラ立ちがみられる。
やっと開場、各校一斉に入場し混み合いながらも席に着き、監督は選手たちに早速着替えてアップするよう指示。ここで一番気になったのが上杉のケガである。2日前にケガして以来、ここまで一度も足を着かずにいたが、どんなものだろうか。恐る恐る固定を外してみるとまだ全体的に少し腫れが残っている。足を着いてみると少し痛むが何とか立てるようだ。「よし、テーピングしてみよう」少しホワイトを多めに入れてサイドと前足部をしっかり固めた。すると「痛くないです、やれます!」と力強い言葉。何とかやれそうだと胸を撫で下ろした。
風呂上がりに林先生(左)と
ホテルの前で体操
一番食べるのは男子監督(奥)
とてつもなく大きい浦安市運動公園総合体育館
観客席にて早く着替えるよう指示
試合会場にてアップ
開会式
試合前の緊張のひととき
先方竹内(中和戦)開会式終了後、観客席に戻ると同窓会の先生方、学長、理事長、校長と応援の先生方がお見えになりとても心強かった。特に学長がお見えになることは私たちが監督になって初めてのことで、「選手たちはいい顔をしている」と満面の笑みを浮かべられたのが印象的だった。 いよいよ試合開始。本校はまず女子から出番となった。相手はお隣さんの中和医療専門学校。風の噂によると中和さんは打倒米田!で燃えているらしい…。侮れない相手である。
先鋒は竹内、相手は棚橋選手。背負投を中心に素早い動きで翻弄されなかなか組ませてもらえない。序盤、背負投から小内刈、朽木倒に変化され「効果」、中盤も相手の背負投についていってしまい「効果」。その後も組ませてもらえないまま時間となり優勢負け。
中堅は粂、相手は小山内選手。組んですぐ払巻込で投げて一本勝ち。
大将は上杉、相手は高木選手。高木選手は高校時代インターハイ出場選手。上杉も高校時代国体県代表になっている。
ここで最大の山場を迎えた。何しろ上杉は片足の踏ん張りが利かないはずである。心配していたが、開始早々、組み勝ち前へあおれば、相手は前に潰れて「指導1」。次に相手の一本背負投を崩し、そのまま横四方固で一本勝ち。 まずは初戦を2−1で勝利しました。
続く予選リーグ2戦目。相手は行岡整復専門学校。
先鋒竹内、相手は林選手。開始早々大内刈で投げて一本勝ち。先ほどの鬱憤を晴らすかのような投げっぷりであった。
中堅粂、相手は古口選手。なかなか組ませてもらえず序盤は苦戦したが、中盤、谷落で「有効」。続いて背負投にきたところを後ろに返して「効果」。そのまま横四方固に決めて一本勝ち。
大将上杉、相手は国吉選手。組んだ早々、不十分ながら体落で崩し、寝技に持ち込み上四方固に決めて一本勝ち。
2戦目は3−0で快勝、リンク戦2戦2勝で準々決勝進出を決めました。あとは対戦相手の抽選結果を待つのみ。
大将上杉の横四方固(中和戦)
中堅粂の横四方固(行岡戦)
大将上杉の上四方固(行岡戦)Aへつづく